リモート形式での講義(中村教授)
救急医療(音声認識アプリ)の実習
 
 7月20日に出雲高校理数科1年生(33名)を対象に完全リモート形式でフィールド学習を実施しました。同校はスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校で,14年間にわたり高大連携のフィールド学習を行ってきました。
 今年度も昨年同様に新型コロナウィルス感染症への対応を考慮し,島根大学地域医学共同研究部門と出雲高等学校の2会場をWebで繋ぎ,完全リモート形式で実施しました。
 今年度は,「DX学習」を新たに加え,地元企業と開発した薬理学実習シミュレーターを一人一台の端末で体験しました。
 この学習には,出雲市内の開発企業と普通科1年生(7名)もWeb参加し,交流を深めました。
 先端医学研究を実体験した生徒たちは,「とても濃い内容で,実際に大学で学習したような満足感を得る事が出来た」
「島根大学が社会のためになる成果をいくつもあげていて誇らしく感じた」
「進路だけではなく,考え方の幅まで広がったような気がする」と感想を述べました。


【実施した学習】
 「ナノメディシン」「救急医療」「看護医療」「医療栄養」「DX学習」
 担当教員:地域未来協創本部 地域医学共同研究部門 中村守彦 教授


【参加企業】
 株式会社イーグリッド 勝部芳久 部長

栄養医療(制限食支援システム)の実習
開発企業とのWeb交流
右下:(株)イーグリッド勝部部長様
中央下:地域未来協創本部 中村教授
DX学習(薬理学実習シミュレーター)の実習
看護医療(点滴サポーター)の実習
島根大学地域未来協創本部 地域医学共同研究部門

出雲高校理数科1年生がリモートでフィールド学習を体験しました