小児センター病棟のスタッフが第1回 松江しんじ湖温泉 グルメリレーマラソンに参加しました!

公開日 2015年05月15日

 平成27年4月19日、小児センター病棟のスタッフが「第1回 松江しんじ湖温泉 グルメリレーマラソン」に参加しました。
 当院で導入しているビーズ・オブ・カレッジ®プログラム(※)の一環で、選手はビーズ2個とカードを受け取り、マラソンに挑みました。選手それぞれが4km、5km、9kmを走り、選手が付けて走ったビーズのうち1つは選手の手元に、もう1つはチーム・ビーズ・オブ・カレッジとして選手の書いたメッセージカードとともに、普段よりももっと勇気が必要な治療をする子どもたちにも届きます。このビーズがその子の勇気や希望になることを祈っています。

 当日、選手はゆっくりのスタートから少しずつペースを上げていき、中盤では「島大 小児科 行きまーす!」の一声で仕切りなおし。どんどんペースも上がってきて、チームも一致団結してきた、島大小児科チーム。
 走り終わった直後は身動きも出来ないほど、全力以上の力を出し切っていました。走り終わったメンバーは満面の笑顔で、これから走る選手に渾身のエールを送りました。次々とタスキをつないでいき、最後は選手全員でゴールテープを切りました。チーム全員で力を合わせて1つの思いをタスキでつなぎ、仲間と「困難に打ち勝つ」という気持ちが、完走後に強い一体感と達成感、高揚感という形で選手たちを包み込みました。

 (※)ビーズ・オブ・カレッジ®(Beads of Courage=勇気のビーズ)は医療現場から生まれたもので、アメリカの小児腫瘍科で看護師勤務経験を持つジーン・バルーシ氏によって考案されました。重い病気と闘う子どもたちが自らの回復力や抵抗力を高められるように考えられた、人間の持つ治癒力に根ざした介在法です。今ではアメリカ、ニュージーランド、日本の国々で合計260以上の病院に導入されています。(認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズ ホームページより)

 

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