島根大学医学部附属病院DMATの活動報告会を行いました 

公開日 2016年05月25日

 平成28年(2016年)熊本地震における、本院DMATの活動報告会が5月12日(木)18時から臨床大講堂で行われました。
 この報告会は、改めて災害への備えの大切さなどを共通認識していただくとともに、DMAT活動に対する今後の支援をお願いする目的で行われたものです。
 はじめに、高度外傷センター長である渡部教授が、「DMATとは?」と題して、概要を説明した後、現地での活動を行った3班の代表者がそれぞれ報告を行いました。
 第1班からは、木谷医師が4月16日、17日に行ったDMATの拠点本部である熊本赤十字病院での活動と、18日に行った救護所である宇城市立松橋小学校での活動が報告されました。
 続いて第2班からは、比良医師が、19日、20日と阿蘇医療センターでの救急外来業務に従事した内容について報告があり、他の市中病院では電気が通っていないため、従来よりも件数が多かった等の報告がありました。
 最後に第3班からは、瀧波医師が、21日に行った避難所の巡回の様子や、22日の阿蘇医療センターでの救急外来診療の業務について、報告がありました。
 日頃聞くことのできない現場からの報告に、参加者は熱心に聞き入っていました。
 今後も、このような活動報告を積極的に行うとともに、災害支援活動等に取り組んでいきます。

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3班の活動報告を行う瀧波医師

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現地での引き継ぎの様子