平成28年度 メディカル・アカデミーを実施しました

公開日 2016年08月19日

 「メディカル・アカデミー」は医師確保対策事業の一環として、島根県の主催により実施する事業です。地域医療の現場での体験活動や医療施設等の見学を通して、地域医療への思いを育み、将来、地域を支える医療従事者を目指そうとする生徒の育成を図ることを目的としており、今年度は8月8日(月)~10日(水)に開催されました。

 このアカデミー期間中の8月9日(火)、医療に興味・関心のある県内の中学生38名が医学部附属病院を訪れ、クリニカルスキルアップセンターにて医療体験実習を行いました。

 初めに、狩野センター長より熱中症や脱水症状の原因や予防、水難事故での救助方法について講義を受けた後、「BLS・蘇生」実習を行いました。
 まず胸骨圧迫と人工呼吸の方法やAEDの使用方法を学び、その後BLSの一連の流れを体験しました。参加した生徒は、アシスタントを務めた医学部学生のお手本を参考にしながら積極的に取り組んでいました。

 体験学習終了後には「一人の人を助ける為に、多くの人が協力しなければならないことがわかった。」等の声が聞かれました。

 

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BLS・蘇生実習の様子