ダ・ヴィンチXiを利用した膀胱全摘除術について~ロボット支援手術推進センターの取り組み~ 【8/21記者会見】

2018年9月5日

 8月21日に「ダ・ヴィンチXi」を利用した膀胱全摘除術について、本年5月1日に設置したロボット支援手術推進センターの取組とあわせて、記者会見をいたしました。
 当院では、2012年11月に第2世代の手術支援ロボット「ダ・ヴィンチS」を導入し、2017年11月からは、第4世代の最新機種「ダ・ヴィンチXi」を用いたロボット手術を開始しています。
 本年4月からは、ダ・ヴィンチによる膀胱全摘除術「ロボット支援下内視鏡手術(腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術)」が保険適用となりました。
 浸潤性膀胱がんは、これまで開腹手術により行われ、侵襲が大きく、患者さんの負担も大きい手術とされてきました。
 当院では、認定施設として、2013年10月よりロボット支援膀胱全摘除術を5例行っており、少ない出血量や優れた術後回復等の臨床的有用性を確認しております。また、保険適用となった4月以降は、7月末現在で手術を4例行っており、今後は、膀胱全摘除術をダ・ヴィンチにより行うことが見込まれます。
 なお、現在当院で実施している泌尿器科及び婦人科領域にとどまらず、呼吸器外科や消化器外科領域についても、ロボット手術を拡げていく予定です。
 記者会見の席上、病院長は「今後、手術支援ロボット『ダ・ヴィンチ』を用いたロボット支援下内視鏡手術は拡大すると考えられる。このセンターにより、相互のチェック体制を働かせ、より安全な手術体制を構築することにもつながる」と述べました。

(記者会見の様子)
ダ・ヴィンチXi膀胱全摘除術.jpg
(向かって左から 有地 直子 助教、井川 幹夫 病院長、安本 博晃 准教授)