皮膚科

(2010年6月2日:更新)

当院皮膚科で扱う病気

皮膚に症状が出る病気すべてを取り扱っています。皮膚の表面に見える症状だけでなく、皮膚の深いところ・皮下脂肪の症状や、髪・爪の症状、他臓器・全身の病気が皮膚に拡大している場合も扱います。

具体的には、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、かぶれ(接触皮膚炎)、薬疹などのアレルギー疾患、水虫(白癬)、帯状疱疹などの感染症、天疱瘡などの難病、皮膚症状のある膠原病、皮膚・皮下脂肪組織の腫瘍、やけど、あざ・しみ、静脈瘤、などが含まれます。また美容に関わる皮膚の状態(にきび・しみ・男性型脱毛症など)についても取り扱っています。

当院皮膚科の特徴

  1. 難病や重症の皮膚病については、必要に応じて入院治療・手術・詳しい検査を行います。その際、複数の医師によるチーム医療を行います。
  2. 皮膚の病気全般を診療するほか、各医師の専門分野に対応した専門外来による診療を行っています(下記の診療体制を参照してください)。
  3. 一般病院で行われていない特殊な検査法・治療法を行います。
  4. 必要に応じて他科と連携して診療にあたります。
  5. お近くの一般病院や診療所と連携した診療が可能です。

診療体制

  • 一般外来 (月曜から金曜の午前)
  • 専門外来 (レーザー外来・アトピー外来・形成外科外来・皮膚美容外来・静脈瘤外来)

一般病院や診療所との連携について

 各種医療機関と連携した診療を重視していますので、紹介により受診される方を優先的に診察いたします。また、当科での検査・診断・治療の後は、お近くの皮膚科で継続治療を受けられるように配慮します。

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専門的な診療の内容

皮膚科一般

重症・難治性疾患の患者さんは速やかに入院の上、検査、治療ができるよう配慮しております。

皮膚腫瘍に対しては適応に応じて手術療法、冷凍凝固療法、CO2レーザー治療、化学療法、放射線療法、免疫療法が選択できます。皮膚良性腫瘍・皮膚悪性腫瘍の病理学的検査、免疫組織学的検査、電子顕微鏡検査を行います。皮膚悪性腫瘍の手術治療に際しては、アイソトープ法や色素法によるリンパ節転移の検査を行い、リンパ節廓清術が必要かどうかを決定いたします。これにより不必要な手術を避けることができ、患者さんの術後QOLが改善しています。

重症の乾癬に対して新規抗体療法(抗TNF-α薬)を行います。
難治性脱毛症に対しては特殊免疫治療(SADBE療法)を行っています。
多汗症についてはイオントフォレーシスを行っています。

アレルギー

アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、アナフィラキシー、食物アレルギー、接触皮膚炎、薬疹、化学物質過敏症の診断、検査、治療を行います。特に原因抗原同定のため、皮膚テスト、パッチテスト、血液検査、誘発試験を行います。また食物アレルギーの原因同定には免疫ブロット法やアミノ酸シークエンス法を用いて未知の抗原でも明らかにできます。

自己免疫性蕁麻疹の診断、治療を行っています。

難治性アトピー性皮膚炎の患者さんには、スタンダードな通院治療のほか、教育入院、生活指導、シクロスポリン内服、セカンドオピニオンを行っています。患者さん向けテキストを用いた指導のほか、角層水分量を測定し決め細かい保湿指導を行っています。

形成外科

先天異常やわきが(腋臭症)、ほくろといった生まれつきの症状、怪我や火傷や床ずれなどの創傷に対して手術加療を行っています。手術には皮膚移植のほか、皮弁という方法を用いて、できるだけ傷跡が目立たないような工夫を行い、術後に社会生活で困らぬような再建を心がけています。
また、リンパの鬱滞等による下肢の浮腫に対してもリンパ管吻合術という特殊な手術加療を行っています。

皮膚美容(私費)

にきび(難治性痤瘡)、しみ(色素斑)に対してケミカルピーリングによる治療を行っています。
男性型脱毛症(AGA)に対する内服治療を行っています。
ムダ毛の処理には脱毛レーザーによる処置を行います。

皮膚感染症

皮膚における細菌、真菌、ウイルス、疥癬、性病などの感染症の診断、検査、治療を行います。真菌では培養による種類同定も可能です。

下肢静脈瘤

下肢静脈エコー、必要に応じ造影CTを用いて診断・重症度評価を行ない、治療方針を決定します。治療は心臓血管外科と連携して行い、硬化療法、血管ストリッピング術、高位結紮術、不全穿通枝結紮切離術を適宜選択します。
深い部位の静脈瘤に対しては内視鏡を用いた特殊手術を行っています。

光線療法

乾癬、掌蹠膿疱症、扁平苔癬などの難治性炎症性角化症や皮膚悪性リンパ腫に対してはデルマレイ(全身型)による紫外線療法(UVA、ナローバンドUVB)を行っています。
また、血管腫に対するパルス色素レーザー照射を行っています。

血液浄化療法

天疱瘡、類天疱瘡などの難病、重症な薬疹に対しては、二重膜濾過法による血液浄化療法を行っています。

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