整形外科
(2010年10月8日:更新)
整形外科の専門分野
膝関節外科、スポーツ整形外科、手の外科、脊椎・脊髄外科、股関節外科、
足・足関節外科、人工関節
診療内容
スポーツ外来
若年者から壮年に至るまでのスポーツによる膝、足、肩、肘、手に対する障害・傷害のある患者さんが対象となります。障害・傷害の原因を正確に診断するまでに、MRI、CTscanなどの画像診断やCybexを用いた筋力テスト、Knee
Lax 3を用いた膝不安定性検査を行っています。これらの疾患に対する手術では、できる限り関節鏡を用いた最小侵襲手術を行い、早期のリハビリテーションを取り入れ、スポーツへの早期復帰を目指しています。
膝靱帯再建術数は平成19年度では63件であり、約9割の患者さんは元のスポーツレベルまで復帰されています。
脊椎・脊髄外来

脊椎、脊髄から起因する痛みやしびれ、脱力などの症状のある患者さんが対象となります。CTやMRIだけでなく脊髄・神経根造影などの画像検査を行い、責任高位を明らかにし、治療方針を決定します。脊椎の手術はほぼ全例に顕微鏡を用いた最小侵襲手術を行い(写真右)、早期の社会復帰を目指しており、術後の入院期間は1週間から2週間程度となっています。
変形性膝関節症

加齢や外傷により膝関節の痛みや変形があり、歩行や日常生活に支障がある患者さんが対象となります。関節変形の程度に応じて、まずは装具療法、理学療法、関節注射、薬物療法を行い、これらの保存療法で効果のない場合には手術を行います。手術では病態に応じて関節鏡視下手術、高位脛骨骨切り術、人工関節置換術などを行っています。高位脛骨骨切り術は島根大学で開発された創外固定を用います。人工関節は皮切を可能な限り小さくした最小侵襲手術を導入し、日本人の体型にあった形状のインプラントを用いています(写真右)。
股関節外来
新生児から高齢者までの様々な股関節疾患を扱います.特に小児の股関節疾患に対しては超音波検査やMRIを行って早期診断,早期治療を行うようにしています.手術では人工関節置換術だけではなく骨切り術など関節温存手術も行っています。
手の外科,肩関節外来
手指の外傷や痛み、しびれ、運動障害のある患者さんが対象となります。末梢神経の絞扼障害に対しては神経の除圧だけではなく、同時に機能再建も行うようにしています。従来は保存的治療を行うことが多かった肩関節疾患に対しては積極的に関節鏡視下手術(腱板の修復や脱臼の制動術)を行っています。
足・足関節外来
足・足関節の外傷、スポーツ傷害、外反母趾、扁平足傷害など足の専門外来です。保存的治療だけでなく、関節鏡を用いた最小侵襲手術を行い、早期のスポーツ、社会復帰を可能にしています。
腫瘍外来

骨肉腫など悪性骨腫瘍に対しては化学療法を併用した広範囲腫瘍切除術を行っています。切除後は人工関節などを用いた機能再建を目指します(写真右)。血管の同時切除が必要な場合には血管外科とともに血管再建を行います。骨の脆弱性を伴う良性骨腫瘍の症例に対しては腫瘍切除を行い、人工骨を用いた補強を追加します。
軟骨再生医学
これまで治療が困難とされてきた若年者の関節軟骨損傷に対して、当科では世界に先駆けコラーゲンゲルを用いた培養自家軟骨細胞移植術を多数行ってきました。この技術に加え、現在では青壮年の軟骨損傷に対しても積極的に骨軟骨柱移植や関節鏡視下ドリリングを用いた軟骨再生手術を行っています。
骨ネジ手術

患者さん自身の骨からつくった骨ネジで骨折を固定します(説明右図)。採取する骨は自然修復する大きさまでです。自分自身の骨なので最高の適合性があり、金属ネジのような抜き取り手術が不要です。
島根大学医学部整形外科平成21年度手術件数

リンク
島根大学医学部整形外科学講座 http://www.med.shimane-u.ac.jp/orthop/index.html












