神経内科

神経内科の専門分野

神経内科では以下のような病気を治療しています

 神経内科では、脳、脊髄、末梢神経、筋肉の病気など幅広い範囲の病気を治療しています。具体的には、脳血管障害(脳卒中)、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、多発神経炎、重症筋無力症、多発性硬化症、てんかん、髄膜炎、頭痛などの病気を専門にしています。

 特に脳梗塞の治療に力を入れており、救急治療では、動脈に詰まった血栓を溶かす薬である組織プラスミノゲンアクチベーター(t-PA)により、発症3時間以内の超急性期の血栓溶解療法が2005年から保険診療で行えるようになりました。当科では出雲市の救急救命士と全面的に協力することで、血栓溶解療法の恩恵を受ける可能性のある患者さんが増加しており、劇的に改善する症例も増えています。さらに、入院患者さんに対して、最適な治療計画の作成、言語聴覚士による高次機能評価・リハビリテーションを行っています。昨年から回復期リハビリテーション病院などと協力し、脳卒中後に患者さんがより効果的なリハビリが受けられるように連携パスを作成し、効率の良い治療を提供できるように努力しています。

血栓溶解療法(t-PA)

t-PAによる血栓溶解療法


当院で血栓溶解療法を施行した脳梗塞の予後

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磁気刺激治療

 パーキンソン病や脊髄小脳変性症の患者さんに対しては、昨年から経頭蓋磁気刺激療法を開始しています。これは、強い磁石の力で、頭蓋骨の外側から脳の神経細胞に刺激を与えて、活性化しようという方法です。この方法は、全ての患者さんに有効とは言えない点もありますが、一定の効果をあげています。

磁気刺激治療


ICARS(失調スコア)


 また放射線科との協力により緊急MRIの撮影による脳梗塞などの早期診断や、脳血流シンチ、頚部エコー等画像診断、電気生理学的検査、筋・神経生検などを十分に活用し、治療可能な脳症による認知症や神経・筋疾患を正確に診断し、積極的な先進治療を取り入れて効果をあげています。

こんな症状があれば神経内科的な病気が疑われます


  • 頭痛、頭が重い、めまい、立ちくらみ、しびれ感
  • 手足の脱力・感覚低下、ろれつが回らない、飲み込みにくい
  • 意識がぼんやりしている、言葉が出にくい、片側が見えない
  • 物忘れがひどい、とんちんかんな言動
  • まぶたが下がる、ものが二重に見える、顔がゆがむ
  • 失神、けいれん発作、ふらつき歩行
  • 手足のふるえ、動作が鈍い、よく転ぶ、表情が乏しい
  • 手足の筋肉がやせて力が入らない

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