第3回ランチョントーク ポスターはこちらから
日時 : 平成23年3月16日(水)
時間 : 11:50〜12:40
会場 : 地域医療交流サロン
ゲスト : 麻酔科学講座 美根智子先生
ゲストトークタイトル : 「育児短時間勤務制度」を利用しています!
参加者 : 医学科の3、4、5年生13名、大学院生1名、職員6名など計20名
第3回ランチョントークは、本学23期(学士入学)生で、子育て真っ最中の麻酔医、美根先生をゲストに迎え、育児短時間勤務制度を利用しながら診療と子育てをどのようにこなしているかについてお話いただきました。
出産直後は体調がすぐれない時もあり、なかなかしんどい思いもされたようですが、育休からの復帰後は月・水・木の週3日勤務という設定で徐々に仕事と育児のバランスをつかめるようになったそうです。
お子さんを院外の保育所に預けて復帰したものの、保育園に通い始めると子どもさんが次から次へと病気にかかり、そんな時にはもちろん、本院WLB支援室の病児・病後児保育を利用しているそうです!それでも感染症の場合は預けることができないので、遠方から実家のお母さまに来てもらうなど、まだまだご苦労も多いようです。
この1年でだいぶん育児や家事のペースもつかめて来たので、4月からはさらにファミリーサポートセンターなども利用しながら自分自身の負担軽減も図りつつ、専門医取得に向けて、勉強時間の確保や泊まりがけの学会参加なども視野に入れたい、と抱負も語っていただきました。でもそのためには、もっとパートナーの強力なアシストも欲しい!と本音もちらり(笑)。
麻酔科の医局にはママさんドクターが多く、育児などでたいへんな時期のスタッフについては、医局全体で仕事をカバーし合う雰囲気も体制もできあがっているそうです!男性ドクターにもイクメンが多く、学校行事などにも積極的に参加される方も多いとか。美根先生は、仕事と子育ての両立が可能な医局に感謝しつつ、子どもの体調不良などで欠勤しないで済むように、今後も精一杯がんばりたい!と話されました。
参加した学生は、「麻酔科は女性が子育てしながらやっていくには難しい診療科だと思っていたので意外だった」「本院の麻酔科にはそんなにママさんドクターがいらっしゃるんですか?!」という驚きの声が多くありました。
美根先生ゲストトークの後は、昼食を取りながら立食形式で様々に語り合いましたが、今回もなかなか話は尽きず、みなさん名残惜しそうに午後の授業のために散会しました。
次回はどんなゲストがいらっしゃるでしょうか?どうぞお楽しみに!
口演中の美根先生 しばし食べるのも忘れて 先輩とのトークはなかなか
聞き入る学生たち 終わりません。