島根大学医学部ワークライフバランス支援室
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第7回ランチョントークを開催しました。

第7回ランチョントーク                               ポスターはこちらから

日時 : 平成23年7月13日(水)         
時間 : 11:50〜12:35       
会場 : 地域医療交流サロン
ゲスト : 看護部教育専任副師長 勝部久美子さん
ゲストトークタイトル : 「子育て・家庭・仕事…時々キャリア
                 〜人生のターニングポイント教えます!〜」
参加者 : 看護学科3、4年14名、職員5名など計19名

今回は、看護教育支援室の勝部久美子さんをゲストに迎え、「子育て・家庭・仕事…時々キャリア〜人生のターニングポイント教えます!〜」というタイトルで、初めて看護学科学生を対象に開催しました。当日は、ちょうど勝部さんの?回目の誕生日にあたり、まず参加者で「Happy Birthday!」とお祝いの拍手を。

勝部さんは本学看護学科の記念すべき第1期生で、附属病院に勤務する傍ら大学院修士課程も修了し、現在は子育てもしながら指導的立場に立っておられます。「履歴を並べれば一見順調に進んできているかのように見えるかもしれないが・・実は・・・」と、これまでにあったいくつかのターニングポイントと、その都度どんなことを考えながらそれを乗り越えて来たかということを、真摯にかつアグレッシブに語っていただきました。

−思い通りに行かなかった時(=挫折?)が実は大切な時!−
数々の大学受験に失敗したこと、望んで勤務した最初の職場を自ら辞めることになったこと、附属病院での最初の配属先が自分では想像もしていなかった部署だったことなど、その当時はプラスに考えられなかったことも、後になって考えると、それを転機にまた新たな気持ちでがんばったことが結局今のキャリアにプラスになったのだと気づいた、という素敵に前向きな考え方を披露していただきました。

−間口を広く、目標を敢えて絞らないという選択も−
最近では、進路や専門性について目標を明確に持つ事を自分に要求し、またその目標設定ができないこと自体で悩む学生や若手ナースがいるけれど、自分の向き不向きを狭く設定せずに、受け皿を広くしておくこと、そしてアンテナを広く張っておくこと、そうすれば自ずから道が見えて来ることもあるのでは?というアドバイスは、様々な選択をする時に思い悩むことも多い学生さんには新鮮な切り口になったことでしょう。

勝部さんの経歴を聞いていた学生から、「何故育休を半年しか取らなかったのですか?」という鋭い質問もありました。これについては、「自分一人で一日中子どもの面倒を見るより、保育園に任せる時間帯、自分でたっぷり愛情を注ぐ時間帯、とメリハリをつけた方が自分には合っていると思ったから。それに、長いこと職場を離れるのは辛かったし・・」という、あくまでもパワフルな先輩のお答えでした!

 

 口演タイトル    口演中の勝部さん    熱心に聞き入る学生  
       口演タイトル             口演中の勝部さん          熱心に聞き入る学生たち 

 

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