島根大学医学部ワークライフバランス支援室
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「女性医師のキャリアアップ支援に係る交流会」を共催しました。

2011年12月3日(土)平成23年度大学病院人材養成機能強化事業に伴う「女性医師のキャリアアップ支援に係る交流会」を、島根大学医学部キャリア形成支援部門と共催しました。

文部科学省の大学病院連携型高度医療人養成推進事業に島根大学が申請して採択された「山陰と阪神を結ぶ医療人養成プログラム(4大学プログラム)」は、神戸大学・鳥取大学・兵庫医科大学と連携して卒後臨床研修終了後の医師のキャリア形成を支援する事業です。診療科毎に4大学が緊密に連携・協力して得意分野による相互補完を図り、各病院を循環しながら修練や幅広い経験を積むことができる医師キャリア形成システムを構築することを目的としています。 島根大学では、今年度から新たに「女性医師フレキシブルコース」を策定しました。これは各大学の連携プログラムコーディネータや診療科に加え、各大学の女性医師支援部署が連携して女性医師のキャリア形成や就業継続支援をおこなうものです。

今回、神戸市内で島根大学医学部キャリア形成支援部門と島根大学医学部附属病院ワークライフバランス支援室が「女性医師フレキシブルコース」のキックオフミーティングを共催で開催しました。4大学の女性医師支援に関わる指導医や関係者、女性研修医あわせて19名が参加しました。

4大学連携プログラム島根大学コーディネータの廣瀬昌博先生が同プログラムの概要を説明後、内田室長が「女性医師フレキシブルコース」の概要と目的について説明しました。女性医師が専門医を目指して研鑽を積む時期と出産育児など女性としてのライフイベントの時期が重なるため、診療科と連携してキャリアパスやロールモデルを提示し、育児支援などをおこなうことが「女性医師フレキシブルコース」の目的です。 引続き各大学の女性医師支援の取組が報告されたのち、意見交換をしました。「女性医師フレキシブルコース」が実効的に機能するためには、育児中の女性医師も4大学連携プログラムに参加できる様に支援策を行なっていることを積極的に広報周知すること、各大学の院内保育所の利用規約など事務手続きが必要であることなどの指摘が出ました。

参加した研修医からは、各大学とも女性医師支援策が充実しており、安心したとの声がありました。今後も4大学間で積極的に情報交換をしていくことを確認し、交流会を終了しました。

◇「女性医師フレキシブルコース」の概要はこちらから (PDF形式)


                     交流会の様子
                              交流会の様子                 
                                                       


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