産科婦人科学

研究テーマ

  1. GnRHによるLH、FSH特異的合成メカニズムの解明。
    生理活性ペプチドによるゴナドトロピン合成メカニズムの解明。
    TRH受容体機能とプロラクチン産生メカニズムの検討。
  2. 婦人科癌における Digital karyotyping, SAGE を用いた新規分子標的の検索
  3. 出生前の胎児形態学的診断と機能の解析評価

内 容

  1. GnRHパルス頻度依存性にLH、FSHが合成されるメカニズムをperifusion systemを用いて解明する。
    GnRH以外の生理活性ペプチドによるLH,FSH合成分泌メカニズムとその情報伝達系について検討する。
    TRH受容体からプロラクチン合成へ到る情報伝達経路の解明及び刺激方法の違いによる合成反応の変化に関する検討。
  2. 婦人科癌における新規増幅遺伝子、高発現遺伝子をターゲットにした分子標的治療を確立する。 
    これまでに、RSF-1, NAC1, Notch3, MKK4 といった新規候補遺伝子を発見した。 
    これら遺伝子の生物学的意義について、遺伝子クローニング、SiRNAを用いたノックダウン、ヌードマウスを用いた in vivo での腫瘍抑制効果について検討する。
  3. 胎児胸腔内病変における気管・気管支、気管フローの観察、機能評価。
    胎児心臓形態異常の診断、循環器機能の出生前評価。