テネシー大学Hamilton Eye InstituteでWeb講演を行いました

2021年5月14日, テネシー大学Hamilton Eye Instituteの眼科グラウンドラウンドで講演を行いました。私の友人であるDr. Nawajes Mandalが招待をしてくれました。
聴講者は眼科医,眼科レジデント,眼研究者の方々と言うことで,どちらかというと臨床的な話を, ということでしたので講演のテーマは「Trabeculotomy-related MIGS procedures」とし, 最近世界中で盛んになっているシュレム氏管手術について,手術を行う上で必要な解剖,眼圧下降メカニズムに基づいた手術分類とその適応,そして, 日本で盛んに行われているTanito Microhook ab interno trabeculotomyの成績についてお話しをしました。
時差の関係も有り日本時間で21時30分からの講演でしたが,先方では朝の7時30分からでした。アメリカでは手術の開始も朝7時30分とか8時からだったりと,日本と比べても随分朝型だったのを思い出しました。
以前なら現地に行って講演をして,その後施設を見学したり新しい知り合いを作ったりといった楽しみがあったのですが,今回はwebでの講演でちょっと寂しい感じがしました。 一方で,webなら世界中どこに向けても講演できるというメリットは今回もすごく感じることができました。コロナが解消した後も,たぶん,この流れ(web講演)は続くのだろうと思います。

谷戸正樹




Dr. Nawajes Mandal
     
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