第43回日本光医学・光生物学会

2021年7月2日3日, 杉原おなじみの第43回日本光医学・光生物学会に参加しました. 第42回はコロナ禍の関係で今年開催されていますので,半年と経たずに同じ学会での発表となっています.
他の学会とは違い,眼科分野の発表は珍しく,参加者は皮膚科,工学科,薬学部,理化学科といった面々が参加されます. というか,眼科の発表は僕だけです.

最初の頃は,発表されている内容が眼科と全く関わりがなく知らないことばかりなので,なんてawayな学会なのだろう, と思いましたが(これは眼腫瘍学会に初めて参加した時も感じました.眼腫瘍も通常眼科診療とは内容がかなり違います. ちなみに今年9月の腫瘍学会の演題採択が先日来ましたので,今年も眼腫瘍学会に参加できます. オンラインの参加になりそうで寂しいです)段々と知識も増え,見たことがある先生も増えて,away感もやっと薄れてきたところです.

今回の発表の222nm波長の研究も様々進行中ですので,今後も有益な情報を提供していきたいと思います.

そういえば,WikipediaにCare222の項目ができており,以前の学会発表日記が引用されていて,少しびっくりしました(2021年7月3日時点で記事は存在しています)
この記事が引用されるのか,されないのか,わかりませんが,Wikipediaのためにアピールしておくと

・Care222を設置した眼科診察室で診察を行っているが,8時間あたり22mJ/cm2の照射であれば,半年間継続して診察している眼科医に充血や. 白内障,翼状片,眼周囲の皮膚の異常などは認められなかった.
・今後も観察を続けて長期的な眼副作用がでないかどうか,調査していくつもりである.
ということになります.
今月末のB-ROPS(レドックス・酸化ストレス・生体計測研究会)で1年の経過を報告する予定です.(今回の学会は演題登録までに1年の観察期間が間に合いませんでした)

それでは皆様,暑さもひどくなってきましたが,お体に気をつけて過ごしてください.
(今年もドアを開放するのでエアコンの効きがイマイチ...)

杉原一暢





     
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