点眼アドヒアランスに関するウェブセミナーを行いました

2021年7月14日、点眼アドヒアランスに関するウェブセミナーを行いました。
緑内障の治療は生涯続きますが,その中心となるのが点眼薬による眼圧下降治療です。 点眼治療は毎日決まった時間に決まった回数の点眼を行う必要がありますので,患者さんにとっても負担があります。 ある調査では,1日1回点眼による治療であっても,1年継続率は60%程度で,40%の方は脱落します。
今回のセミナーでは,ActPackと言われる教材を使用して点眼アドヒアランスの改善を行っておられる永山先生にその極意を教えて頂きました。 会は全国から300名以上の先生が参加下さり,最後に行ったアンケートでも大多数の先生方がさらにアドヒアランス維持の試みを行いたいとの回答を下さいました。 アドヒアランスは,緑内障による視機能低下を予防する重要な課題であることを再認識する機会となりました。

谷戸正樹




     
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