2021年7月30日の午後から、国際交流ラウンジで第3回B-ROPs研究会が開催されました。
新型コロナウイルスの感染が終息しないため、残念ながら昨年に引き続き現地+Web(Zoom)での開催となってしまいました。
前日にインターネットへの接続や音響の確認を済ませていたのですが、一般演題の開始直前になって発表用のPCでPowe Pointのファイルが開かなくなるというトラブルが生じ、
一瞬血の気が引きました(他のPCを使ってしのぐことができました)。Webで参加されていた方々は「何かバタバタしているなぁ」と思われたことでしょう。その通りです。
一般演題が全て終了するまで気が気ではありませんでした。
特別講演は東海大学農学部の永井竜児先生に「生体タンパク質の変性とAGEs」というタイトルでご講演頂きました。
お話の中でAGEs(Advanced Glycation End Products)について判っていなかったことが推理小説のごとく徐々に明らかになっていく様子が大変興味深かったです。
体の中では生成して欲しくないAGEsですが、料理には欠かせません。プリンにはやっぱりカラメルソース、日本人なら味噌醤油。AGEsの奥深さを思い知りました。
ついでにメイラードさんがフランスの方だという事も初めて知りました。これからプリンを食べる度に永井先生のご講演を思い出しそうです。
海津幸子