「ゴールボール」という競技を知っておられるでしょうか。パラリンピックでも採用されているブラインドスポーツのひとつです。
今まさに東京パラリンピックで盛り上がっているスポーツです。プレイヤーは各チーム3名で鈴が入った専用ボールを投げ、
そして守るほうは鈴の音を聴き位置を判断して右に左に身体を伸ばしてゴールを守ります。
2021年2月、島根大学にゴールボールチーム「SUSANOO EYES」を創設しました。近隣のスポーツセンターで定期練習を行っております。
コートの中で自分の位置がわからず「迷子」になったり、全く見当違いのところに投げたり飛びついたりと側から見ていると心配になるのですが、
練習を積むことで着実に成長してきている実感があります。見えない状態でボールの音が接近してくる恐怖はありますが、
ボールを止めた時の快感はたまりません。練習翌日は肘や膝が痛いのですが、かつて部活をしていた時代を懐かしく思いだす瞬間でもあります。
まだまだ競技者の少ないスポーツですが、今後我々の活動を通して県内のゴールボールのプレゼンスを高め、競技の裾野を広げていきたいと思っています。
夢はでっかく。目指せ、全国大会!世界大会!
佐野一矢
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山陰中央新報デジタル ゴールボール 医師チーム パラ競技 盛り上げに熱 島根大医学部教授ら(2021年8月30日)