チームマネジメント講習会に参加しました


2021年9月22日 当院総合診療医センター主催のチームマネジメント講習会にweb参加しました。
講師はグロービス経営大学院研究科長の田久保義彦先生でした。国内では,MBA取得者の4割がグロービス経営大学院を修了されているのだそうです。 「子供は親の言う通りにはしないけれども,親のする様にはする」,「信用は過去形・一方向,信頼は未来形・双方向」など, 眼科の学会や研究会で見聞きする話とは随分違う内容で,新鮮な気持ちで聞くことができました。300人以上の参加があり,参加者のチャットへの書き込みも盛んでした。
司会をされた総合診療医センターの和足孝之先生は島根で総合診療医を育成して,医療を良くしていこうと奮闘されている先生で,大変に情熱を感じました。
講演の中では,モチベーションを維持するために「しかできない」というキーワードが登場しました。眼科はもともと特殊な領域で, 眼科医に「しかできない」病気の診療,視能訓練士に「しかできない」検査,眼科看護師に「しかできない」患者ケア, 眼科クラークに「しかできない」カルテ記載・受付業務が盛りだくさんです。また,島根大学には,眼科の中でもそれぞれのサブスペシャリティーの専門家に「しかできない」得意領域を持った先生が集まっています。 そういった意味で,それぞれが当事者意識を持って自律的に判断して動くという,チームとして成功しやすい素地は整っていると感じました。
島根大学の眼科が,島根の眼科医療を支える砦として,また,新たな診断や治療を創出する場として,ますます盛り上がっていくよう,チームで頑張りたいと思います。

谷戸正樹




     
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