第1回VIスポーツ合同勉強会に参加しました

2021年9月28日、第1回VIスポーツ合同勉強会に参加しました。
VIはvisual impairmentの略でVIスポーツは視覚障害を持った方のスポーツ(いわゆるブラインドスポーツ)の事です。 今回の会は,眼科医で日本ゴールボール協会の梶本美智子会長,日本視覚障害者柔道連盟の松下邦彦事務局長, 眼科医で障がい者スポーツ医の辻拓也先生(久留米大学医学部眼科学講座)が企画された会です。 主として,VIスポーツ参加者の視覚障害のクラス分けと診断書(MDF, medical diagnostics forms)作成についての勉強会で,眼科医と各スポーツ団体の方の参加が主でした。
講師は,IBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟)のnational classifier養成講習会に参加された山下 理恵子先生(新渡戸記念中野総合病院眼科), 辻 拓也先生,横田 聡先生(神戸市立神戸アイセンター病院)が務められました。MDFの作成は,眼科医なら誰でも可能ですので, 逆に眼科医はVI スポーツのクラス分けについて最低限の知識を持っている必要があると思いました。
東京パラリンピックを経て,これから日本でのパラスポーツ,ブラインドスポーツも盛んになることが期待されます。 眼科医として,VIスポーツにどの様に関わっていくことができるか,考える良い機会となりました。

谷戸正樹




     
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