第75回日本臨床眼科学会

2021年10月28日から31日までの4日間、福岡国際会議場で開催された第75回日本臨床眼科学会に参加しました。 前半は現地参加者が少なく寂しい印象でしたが、後半は各会場の参加人数も増え以前の賑わいを取り戻した様な印象でした。
今回私は、日常診療の診断・治療のポイントや落とし穴など実践的な内容のセミナーやインストラクションコースを中心に拝聴しました。
汎網膜光凝固術後の糖尿病網膜症に発症した原田病の診断に苦慮し早期の脈絡膜厚チェックが重要と思われた症例や、患眼だけに注目しがちな角膜潰瘍、 穿孔の僚眼にドライアイ所見を見つけることにより膠原病の診断がつき、ステロイドで治癒した症例などつい忘れてしまいがちなもう一つの検査の重要性を学ぶことができました。
今回聞き逃した講演も多く、後日のオンデマンド配信が楽しみです。

今町克枝





2021年10月28日-31日 第75回臨床眼科学会に参加して

今回コロナ禍の中、福岡県で上記学会が開催されました。緊急事態宣言明けで病院のコロナ規定も緩和されたこともあり、現地参加組とオンデマンド組に分かれての開催となりました。
私は学術展示であったこともあり、オンデマンドで参加しました。
オンデマンド配信では、興味があったけれどなかなか学ぶ機会のなかった、コンタクトレンズのセッションを視聴しました。円錐角膜に適したHCLの選び方や、 CLによる近視抑制(オルソケラトロジーとSCL比較、多焦点SCL)効果の話など、普段あまり触れないけれど、今まで気になっていたことを学ぶことができ、 大変満足しました。
ちょうど円錐角膜でHCL装用し、視力が出づらくなってきた患者さんがおられるので、HCLの選び方やフィッティングの見方を実臨床に生かしていきたいと思います。

持地美帆子




日本臨床眼科学会で一般講演を行いました & 育休明けから1ヶ月が経ちました

2021年10月28日-10月31日に福岡国際会議場で行われた第75回日本臨床眼科学会で一般講演を行いました.
基準も緩和され,福岡は飛行機で一本なのですが,福岡便の飛行機は小さくて揺れて怖いので相変わらずのWEB発表です.
日曜日の一般講演,しかも最後のセッション,ということでおそらく現地の方も少なく,一般講演はライブ視聴もなかったため少し寂しい感じの発表にはなりましたが,無事に発表は終わりました.

相変わらずUVCの話です.ウシオ電機のCare222が普及するように頑張ります.

さて,いただいていた2ヶ月の育休から1ヶ月が経ちました.
不安に思っていた手術も特に問題なく再開でき,大きなトラブルなく日々を過ごしています.
むしろ外来としては2ヶ月手術がなかったため,術後患者さんが少なく,少し余裕があるくらいです.

流石に1ヶ月たち,少々疲れは溜まってきて腰痛も出てきているので,鍼治療等駆使しつつ,仕事と育児と忙しくさせてもらってます.
これからも頑張っていくのでよろしくお願いします.

杉原一暢

     
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