第38回島根緑内障研究会

2021年11月14日、出雲ロイヤルホテルにて第38回島根緑内障研究会が開催されました。
一般演題が8講演あり、島根大学からは谷戸先生、河野先生、松尾先生、石田先生、高柳先生、筒井が発表しました。 講演10分、討論10分でしたが、どの講演も質疑応答がたくさんあり、とても盛り上がった会になりました。
また特別講演では大阪大学視覚先端医学寄附講座 准教授、三木篤也先生に「緑内障進行診断マニュアル」についてご講演いただきました。 緑内障の診断に用いる2大機器である視野検査とOCTについて、それぞれの特徴や解釈の注意点などを実際の症例を交えつつわかりやすくお話していただきました。
普段からよく使われる検査ですが、それぞれのメリット・デメリットをよく知って、総合的に結果を評価することの大切さを改めて感じました。
今回、新型コロナの影響もあり、特別講演の三木先生はZoomでのご参加となりましたが、島根県内の先生方・ORTさんは現地にお集まりいただき、 久しぶりにたくさんの方とお会いできる良い機会となりました。
今はまだ講演会後の懇親会は開催できていませんが、今後また懇親会もできるようになり、先生方やORTさんとたくさんのお話ができる日が来るのが待ち遠しいです。

筒井愛佳


第38回島根緑内障研究会に参加いたしました。一般演題は8演題あり、私は島根大学出血グレーディングシステム(SU-RLC)によるMIGS後の前房出血の比較について報告いたしました。 討論では自分では気が付かなかった今後の課題を見つけることができました。
特別講演では大阪大学の三木篤也先生に、緑内障進行診断についてご講演いただきました。緑内障は生涯進行する疾患であり、 病勢を評価し毎回この治療法で問題ないかを確認する必要がありますがなかなか評価が難しいです。今回の講演で進行評価の重要性を再確認し、 病勢に合わせたOCTや視野の進行評価の方法を深く知ることができ、非常に勉強になりました。

石田晃子



特別講演(Web講演)大阪大学視覚先端医学寄附講座准教授 三木篤也先生



開会のあいさつ 枡田尚副会長

座長 松岡陽太郎先生







     
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