2022年1月22日,第10回糖尿病対応力向上セミナーに参加しました。
本セミナーは,松江地域糖尿病対策会議・介護領域糖尿病対応力向上委員会が主催する研修会です。
ケアマネージャーや内科医師を中心に多職種が多角的視点から,個別事例を検討し糖尿病の理解を深め、
より良い支援計画の作成に役立てるのが目的で行われています。今回はZoom形式の会で,
松江赤十字病院・糖尿病内分泌内科の垣羽先生がオーガナイザーを務められました。
当日は,内科医師,歯科医師,訪問看護師,薬剤師,ケアマネ,栄養士,市の保健師,社会福祉協議会の方など,
非常に多彩な36名の参加者がありました。私は,島根県眼科医会の高梨会長のお誘いで参加しました。
眼科医会からは高梨先生の他に,清水顧問,野田副会長,市岡・三宅理事も参加されました。
症例(事例)として,86歳の複数の疾患を有する高齢者者にたいしてどの様な介護・
支援が行えるかを5つのグループに分かれてディスカッションをしました。
我々眼科医は,眼の病気の診断・治療に関しての専門職ですが,その立場でどの様に全人的なケアに関わることが出来るか,
考える良い機会となりました。高梨会長は,眼科領域でも同様の検討会が企画できるのではないかと考えられているようです。
大変良いアイデアだと思います。
谷戸正樹