2022.8.5
8月5日にWebで開催された第4回のレドックス・酸化ストレス・フィトケミカルズ生体計測研究会(B-ROPs研究会)に参加しました。
一般講演第1部で最初の演題発表を行った後、引き続いて座長を務めさせて頂きましたが、
私の後の2演題が英語での発表だったため、聞き取れるかどうかずっとドキドキしていました(そして、聞き取れませんでした…)。
Webでの学会になるとどうしても質問が出にくくなるのですが、今回の研究会では活発な質疑応答が行われたので座長としては非常に助かりました。
特別講演は東北大学大学院薬学研究科の斎藤芳郎先生に「必須微量元素セレンから考える抗酸化システムの陰と陽」というタイトルでご講演頂きました。
セレンが生体内における酸化還元反応や多くの疾患と関連していることなど非常に興味深い内容でした。
今年は久しぶりに現地開催の予定でしたが、
新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収まらない状況だったため、直前にWeb開催に変更となってしまいました。
開催地まで行かなくても気軽に参加できるのがWeb開催の良さではありますが、
発表側としては聞いている人の反応がわからない、
聞いている方はなんとなく質疑応答しにくい(発言のタイミングがわからない)、などのやり難さもあります。
開催側としては、ちゃんとつながるかな、音声は問題ないかな、
途中でネットワークが不安定になったらどうしよう…等々終わるまで不安でいっぱいです。(最後の理由が一番大きいですが)
来年こそは現地開催ができるといいなと思いました。
海津 幸子