第39回島根緑内障研究会が開催されました

2022.11.13<後半>
 後半では留学生のAndiとAishaが研究の成果を発表されました。 Andi先生は、アーメド緑内障バルブのチューブに空気がはいった場合にバルブを開くために必要なエネルギーについて解説されました。 Aisha先生は前嚢切開を電気エネルギーを用いて行うZeptoシステムの術中合併症やその時の対応についてお話されました。どちらも勉強になりました。
特別講演では、新潟大学福地健郎先生をお招きし緑内障に関する最近の話題についてご講演いただきました。 緑内障の読書スピードの測定や視線カメラなどの最新デバイスのお話は初めて見るもので非常に新鮮でした。 視神経乳頭出血のお話では、乳頭出血と視野進行の関係や僚眼の関係、 なぜ乳頭出血が起こるのかという大きなテーマにも触れていただき非常に興味深い話でした。 PPGは日常診療でも治療方針に迷うことがありますが、クリアカットに整理していただき明日の診療から役立てられる内容でした。
どの講義も学びが多く有意義な会でした。来年も楽しみです。

石田 晃子


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