公開講座名 健康な次世代を創るために −ヒトのなり立ちを知ろう−
実施責任者 大 谷   浩 (発生生物学・教授)
実施協力者 八 田 稔 久(発生生物学・助教授),橋 本 龍 樹(発生生物学・学内講師)
松 本 暁 洋(発生生物学・助手)
実  施  内  容

期   間:平成18年8月1日〜9月5日 午後6時〜7時15分
実施場所:島根大学医学部(21番講義室)
参加人数:7名(うち4回以上参加4名)
  8月1日 大谷 浩:ヒトはいつからヒトになるのだろう?−生活習慣病は赤ちゃんから始まる?−
  8月8日 八田稔久:ヒトの脳はどうやって出来る?−大脳のなり立ち:母と赤ちゃんの対話−
  8月22日 松本暁洋:ヒトと動物の仲間たちのなり立ち−どこが同じでどこが違う?−
  8月29日 橋本龍樹:健康な赤ちゃんを生むために,妊娠中に気をつけること。
  9月5日 大谷 浩:クローンと再生医学とは?−あなたの人生はいつまでやり直しできる?−

 ヒトの全身および脳の正常および異常な発生過程のあらましを解説し,さらにヒトと他の動物との発生過程の違いや,発生過程に及ぼす環境要因,特に薬品や食品の影響について,スライドとプリントを用いて解説した。当教室が参画している本学重点研究プロジェクト「健康長寿社会を創出するための医工農連携プロジェクト」の概要も第1回講演の中であわせて説明した。また,第3回には当教室が保管しているヒト胚子・胎児標本を供覧した。講演内容に関する活発な質疑応答があり,参加者から毎回分かりやすくためになった,勉強になった,とても面白かったなど,全般に好評をいただいた。