公開講座名 運動器の10年
実施責任者 内 尾 祐 司 (整形外科学・教授)
実施協力者 馬 庭 壮 吉 (附属病院リハビリテーション部・助教授)
森   隆 司 (整形外科学・助教授)
板 村 裕 之 (生物資源科学部農業生産学科・教授)
(島根大学「健康長寿社会を創出するための医工農連携プロジェクト」共催)
実  施  内  容
 「運動器の10年」と題した市民公開講座を平成18年11月26日(日)午後3時から5時まで,くにびきメッセで開催し,市民約70名が参加した。公開講座では,「高齢者の膝の悩みに答える」(整形外科学教授・内尾祐司),「骨粗鬆症と転倒・骨折予防」(リハビリテーション部助教授・馬庭壮吉),「島根発新しい骨折治療」(整形外科学助教授・森隆司)の3題を講演した。
 「高齢者の膝の悩みに答える」では膝痛の生じるメカニズムやそれに対する日常生活の工夫や運動療法を,「骨粗鬆症と転倒・骨折予防」では骨粗鬆症の病態と転倒・骨折予防の重要性と注意点を,「島根発新しい骨折治療」では島根大学と産業界が共同で開発した骨スクリューによる新しい骨折治療法を紹介した。各講演後には参加者から運動器における日頃の悩みなどの多くの相談を受けた。公開講座後のアンケートでは,「大変参考になった」,「もっとこのような機会を増やしてほしい」,「その他の健康に関するテーマについても聞きたい」などの意見をいただいた。

  
写  真