公開講座名  寝たきり予防を目的とした健診
      「骨・血管ドック」における動脈硬化および骨粗鬆症教室
 
実施責任者 山内 美香  (内科学第一・助教))
実施協力者 杉本 利嗣  (内科学第一・教授)
高岡 伸   (大学院生)
名和田 清子 (島根県立大学健康栄養学科・教授)
実  施  内  容
  
 内  容  
   2006年より開始した、骨粗鬆症と動脈硬化に焦点を当てた、骨・血管ドックも3年目となった。
 昨年、一昨年と同様に35歳以上の出雲市民を対象に、ヘルスサイエンスセンター島根(島根難病
 研究所)において骨・血管ドックを実施した。
  H20410日、17日、52日、8日、9日、65日、12日、19日、27日、73日、10日、
 1218日に実施し、計110名の参加が得られた。今回は特に2回目の方を対象に募集を行い、うち
 87名は参加が二回目の方々であった。午後12時~5時の 間に、血液検査、骨密度検査、頸動脈
 エコーなどに加え、医師による動脈硬化と骨粗鬆症教室、栄養士による栄養教室、運動療法指導
 士による体操教室を行った。生活習慣病に対する関心と生活習慣改善へのモチベーションの向上
 を認めた。参加が2回目の方の中には、「2回目の案内を待っていた。」という方が多かった。
 一般診療では骨密度の精密検査をうける機会があまりない様で、今後も継続した参加を希望さ
 れる方もおられた。2回目を実施することで、必要な症例に医療機関受診の機会を与え、さらに
 効果的な生活指導ができると考えられた。