公開講座名  お口の病気の見つけ方    
実施責任者 関根 浄治 (医学部歯科口腔外科学・教授)
成相 義樹 (医学部歯科口腔外科学・講師)
近藤 誠二 (医学部歯科口腔外科学・講師)
実  施  内  容
 
  公開講座 日時・会場        公開講座ポスター
   
   平成21年12月5日(土) 10:00~12:00   
                島根大学医学部(出雲キャンパス)臨床講義棟2階大講堂

     皆さんはご自分の歯で楽しくお食事をなさっていますか?

    皆さんのお口のなかには28本の大切な歯(親不知を除く)があるはずです。しかし、何らかの原因でこ
   れらの一部を失ってしまうと<咬む>ことはもちろん、<見た目>も悪く、<話す>ことすらうまくできなく
   なります。歯を失う原因として、虫歯(う蝕)と歯槽膿漏(歯周病)があります。これらは歯科の2大疾患と
   言われており、多くの場合、最初は痛みや歯ぐきからの出血を伴い、慢性化すると歯がグラグラしたり激
   痛を伴い、皆さんでも異常を比較的発見しやすい病気です。

    ところが、お口の中には歯だけではなく、舌、歯ぐき、頬、顎の骨などのたくさんの器官があり、その舌
   や歯ぐきなどの粘膜には、胃や肺などと同様に<がん>が発生します。がんの多くは、痛みなどを伴わ
   ず無症状に経過しますが、お口の中にできるがんも早い段階で治療すれば完治できます。そのために
   は、みなさんがご自身でお口の中の異常にいち早く気がつくことが大切です。

     今回の公開講座ではご家庭でのお口の中の異常を早期発見するためのポイントを解りやすく紹介す
   る予定です。また不幸にして大切な歯を失った場合のさまざまな治療法の提示を併せて行なう予定です。

     当科の治療コンセプトである<咬む>、<話す>といったお口の機能の回復はもとより<見た目>も
   美しい治療法についてより深くご理解いただけるものと確信しています。

  対象者:一般市民

  実施内容:教育講演(お口の病気の見つけ方)
          参加人数3名 
          人数は少なかったが、参加者からは大変参考になったとの意見があった