公開講座名  感染症入門講座
実施責任者  冨岡 治明 (医学部微生物・免疫学講座 ・教授)
実施協力者  佐野 千晶 (医学部微生物・免疫学講座 ・准教授)
 多々納 豊 (医学部微生物・免疫学講座・学内講師)
実  施  内  容
 
  公開講座プログラム
   
   1.平成22年7月17日(土) 14:00~16:00

         「とても怖いウイルスのお話:ウイルス性出血熱」 
           
            講師:多々納 豊          参加者:3名

   2.平成22年7月24日(土) 14:00~16:00

         「風邪をこじらせないために -風邪にまつわるウイルスと細菌の話-」 
 
            講師:佐野 千晶          参加者:7名

   3.平成22年7月31日(土) 14:00~16:00

         「これからどうなる新型インフルエンザ」
 
            講師:冨岡 治明          参加者:3名

       
  会 場:島根大学医学部(出雲キャンパス) 図書館3F視聴覚室
   
  対象者:一般市民・高校生

  講座の内容:感染症は殆ど制圧されたと思っている人も少なからずいるようだが,近年,エイズ
           やエボラ出血熱などの新たな感染症が次々と出現して来ており,現在,豚インフル
           エンザが変異した新型インフルエンザウイルスの大流行が起こり大きな問題となっ
           ている。さらに此所数年のうちには,高病原性鳥インフルエンザウイルスが変異し
           た新型インフルエンザウイルスが生まれ,それが世界中に大流行を引き起こす可
           能性がますます高まってきている。そして病院などの医療機関では,治療に難渋し,
           お年寄りなどでは重症化しやすい多剤耐性菌による感染症も大きな問題になってい
           る。しかしながら,人類はこれらの感染症に対抗するために本当に有効な手立てを
           未だに手にしていないのが実情である。この公開講座では,われわれ人類に大きな
           脅威を与えている,あるいは与えつつある感染症の話題についてお話する。

  参加者からの評価・意見:
       ・ 今年の内容も興味深いことばかりでした。どうも有難うございました。
       ・ 毎年、冬季に風邪をひきますが、充分参考になりました。
       ・ めまぐるしく変化する社会の中で高齢者は文化(言葉、行動も含め)産業、教育についてど
         う変わっているか理解できないことが多い。専門的立場での話を聞きたい。
       ・ NK細胞のところは少し難しかったですが、全体的に身近なお話で参考になりました。