公開講座名  市民公開講座 「安全・安心な生活環境と健康-放射線と健康-」   
実施責任者 藤田 委由 (医学部公衆衛生学・教授)
小林 裕太 (医学部基礎看護学・教授)
実施協力者 大城 等 (島根県保健環境科学研究所・所長)
実  施  内  容
 
    
  
日 時:平成23年11月5日 (土)  13:30 ~ 15:30

   会 場:島根大学医学部(出雲キャンパス) 看護学科棟1階N11講義室

   対象者:一般市民

   参加費:無  料

   講座内容平成23年3月11日福島第一原発の事故が発生しました。事故の際に飛散した放射性物質が未だに高濃度の
         地域もあります。出雲市は島根原子力発電所から30kmの距離にあり,放射線による健康影響は,出雲市民に
         とって極めて重要な関心事となっています。
          本市民公開講座では,福島第一原発事故の概要,放射線と健康,食品と健康について講演会を開催いたします。
         みなさまのご参加をお待ちしております。

   申込み,お問合せ先島根大学医学部公衆衛生学教室  TEL:0853-20-2164
                   ※当日会場でも,お申し込みを承ります。

   参加者数: 43名

   報 告 環境研究成果を地域へ還元する一環として平成19年度より毎年1回、環境に関する市民公開講座を開催しています。
        平成23年度は11月5日(土)に出雲キャンパスで「安全・安心な生活環境と健康~放射線と健康~」と題して、大学・行
        政から環境に関わっている先生方による講演会を開催しました。参加者は43名で出雲市外からの参加もありました。
         講演会の内容は、福島第一原発事故の概要、放射線と健康、食品と健康でした。質疑応答も活発に行われ、参加者
        の関心の高さがうかがえました。
         市民公開講座終了後、参加者にアンケートをお願いし、31名(回収率72.1%)から回答いただきました。今後希望する
        講座内容として最も関心が高いのは、医学や健康に関する最新情報を知る講座をたくさん開いて欲しい等、健康管理の
        最新知識に関するもので、次いで環境問題・エネルギー問題等の社会・時事問題に関するものでした。
         このアンケートの要望・感想等を参考にし、本学の環境研究成果を地域へ還元するため、本市民公開講座を今後も継
        続して開催していきます。