公開講座名  第9回 脳卒中市民公開講座
実施責任者  山口修平 (島根大学医学部 内科学講座内科学第三  ・教授)
実施協力者  日本脳卒中協会島根県支部
実  施  内  容

 平成26216日(日)、一般市民を対象に「脳卒中を防ごう!治そう!」のタイトルで、
 医学部看護学科棟N11講義室にて開催した。

1.脳卒中と上手につきあうために~予防から看取りまで~

津和野共存病院副院長 飯島献一 先生

2.脳卒中外科的治療の最新の話題

 岡山大学脳神経外科・IVRセンター准教授 杉生憲志 先生

上記2つの講演を行い115名の一般市民の参加を得た。津和野共存病院の飯島献一先生には「脳卒中と上手につきあうために」について、岡山大学の杉生憲志先生には「脳卒中外科的治療の最新の話題」の演題で講演して頂いた。飯島先生の講演では、脳卒中の予防から看取りまでの各段階における取り組みについて一般市民向けにわかり易くお話して頂いた。(40分)杉生先生の講演では、脳卒中外科的治療について脳神経外科の立場からの話題提供であり、最新の技術を動画を見ながら学ぶことができた。(60分)講演終了後は活発な意見交換(5名からの質問)もあり、講演会全体は2時間で終了した。

また参加者からのアンケートでも分かりやすく役に立つ内容であったと高評価であり、次回は脳卒中予防に関する講演を希望する意見があった。本講演会はこれまでほぼ毎年継続しており、脳卒中市民教育に大きな貢献をしている。予算が確保できれば経費を節減しながら今後も継続したいと考えている。