研修医からのコメント


島根大学病院 卒後臨床研修センター 
岡田 祐介 先生(2014年6月)

私は研修医2年目6月の1か月間、腫瘍・血液内科で研修させていただきました。
血液疾患を中心に研修させていただき、急性骨髄性白血病や 悪性リンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、血球貪食症候群、多発性骨髄腫などの主だった血液疾患に加え、不明熱や原因不明の心嚢液貯留の方など非常に多岐にわたる疾患を経験させていただきました。

腫瘍・血液内科での研修で印象的なのは、内科の中でも特に全身の身体診察が重要となる点です。化学療法を行う方などに対して、頭頸部から四肢まで毎日診察しアセスメントをするということに対し、常に十分にできていたとはいえないことを自覚するとともに、意識して習慣づけるようになり非常に勉強になったと感じています。
また、化学療法の副作用で発熱性好中球減少症があれば感染症の知識が必要になったり、髄膜炎が疑われればルンバールを、胸水の貯留があれば胸水穿刺を施行し性状評価を行うなど、内科全般の総合力の高さを強く感じました。もちろん血液検査や骨髄穿刺の結果の解釈などの強みがある点も魅力的だと思います。
自分は地域への研修とのスケジュールの都合上1か月しか研修できませんでしたが、まだまだ学びたい点が数多くある研修でした。
今後内科を志望される研修医の先生方には、ぜひ腫瘍・血液内科を選択されることをおすすめします。




島根大学病院 卒後臨床研修センター 
高橋 悠 先生(2013年9月) 

私は研修医2年目で、9月の1ヶ月間、腫瘍・血液内科で研修させて頂きました。
1ヶ月間という短い時間ながら、急性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫、血球貪食症候群など多くの症例を経験する事ができました。

また骨髄穿刺等の手技の経験も多く、非常に充実した1ヶ月でした。 ここでの研修で特に感じた事は、毎朝の必ず行う回診で、しっかりと身体診察をし、上級医の先生からのフィードバックを受けられ、身体診察のスキルアップができたことです。
また化学療法中の患者さんにおいては、感染症等でCriticalな状態になることもあり、血液病学だけでなく、内科全般の知識が必要だと感じました。そのような患者さんを目の前にした時、自分の未熟さと、指導医の先生方の内科医としての総合力の高さを感じ、このようにならなければと新たなモチベーションにすることができました。 短期間でしたが、非常に多くの事を学べる研修でした。
しかしながら2ヶ月選択すれば良かったと後悔も感じています。
血液病学だけでなく、内科全般を広く学ぶことができるため、これから研修科を選択される研修医の先生方にはお勧めしたいです。




島根大学病院 卒後臨床研修センター 
高橋 史匡 先生(2013年8月〜9月)

こんにちは。研修医1年目の高橋です。
僕は8月と9月の2か月間を腫瘍・血液内科で研修させて頂きました。
この2か月を一言で表すと、「ジェットコースター」です。
もちろん先生方が厳しいわけではありませんよ。
先生方は親しみやすい方々ですし、看護師さんも頼りになるお姉様方ばかりです。
何故「ジェットコースター」かというと、患者さんの状態がめまぐるしく変わった印象が強いからです。
化学療法中の患者さんが多いため、検査値一つとっても急激に変化して慌てふためいたこともありました。
副作用や腫瘍崩壊症候群、発熱性好中球減少症が起こりませんようにと毎日祈っていたこともありました。

そんな未熟者の僕が気付かされたことは、問診・身体診察の大切さです。
日々患者さんの状態が変わりやすいからこそ毎日の問診・身体診察から常に注意深く異常を見つける訓練ができたのではないかと思います。
異常をいち早く見つけられるからこそ重篤な症状になる前に対処できるのだと学びました。
学生の頃から行っていることです。言わば基本中の基本です。
でも頭部〜足底まで、視診・聴診・打診・触診・神経診察の全てを行う機会は少ないと思います。
化学療法前の状態の把握、治療効果の評価、副作用発生の評価において、全ての身体診察は欠かせません。
これを最も学ぶことができるのは、腫瘍・血液内科だと思います。とても勉強になった2か月間でした。
島根大学で研修される皆さん、腫瘍・血液内科を選択してはいかがでしょうか。




島根大学病院 卒後臨床研修センター 
佐藤 陽隆 先生(2012年11月〜12月)

私は1年目の11月〜12月の2ヶ月間、腫瘍・血液内科を回らせて頂きました。
2ヶ月間の間には、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、白血病、など、様々な疾患を経験する事ができました。
そこで感じた事は、化学療法に携わるということは、医師として必要な診察・考察能力を養う上で、貴重な経験となるということです。

化学療法中の患者さんには様々なイベントが起こり得ます。
日々しっかりと診察して、今患者に起きているプロブレムを挙げることが求められるので、各治療の副作用などを頭に入れながら、毎日診察を行って行きます。
そして起こった現症に対して、教授を含め、指導医と話し合いながら方針を決めて行きます。
またlabo dataについても、しっかりと考察し治療にフィードバックすることが求められます。
この過程で、鑑別の引き出しを増やしたり、指導医の診察技術を真似したり、日々自分の成長を感じることが出来ました。
島根大学で研修する方は、是非腫瘍・血液内科を選択してみてください。