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WWAMI
卒後臨床研修センター
島根大学医学部附属病院
卒後臨床研修センター 
浦 部 

〒693-8501
島根県出雲市塩冶町89-1
TEL 0853-20-2006
FAX 0853-20-2025


 全 体      
 島根県における地域医療の改善を図り、本学の教育目的である地域医療における人材養成に資するため、
夢と使命感を持った地域医療人の育成
を行うものです。
島根県は中山間地が多いだけでなく人口の多い隠岐という離島もあり、へき地医療の充実は永遠の重要課題です。
平成18年度から県内へき地出身者に限定した独自の地域枠推薦入試を実施することにしました。
このような熱意を持った学生を入学させても、地域医療を担う医師を育成するには入学後もその動機付けを維持させる必要があります。
真の地域医療人育成に最も重要なのは、        

    ○医学生や研修医に夢と使命感を与える教育
    ○そのための指導医の意識改革
    ○地域医療教育体系化とスキルアップ
 
日本では米国のような実践的なクリニカルクラークシップ(CC)が行われている大学はなく、CCに対する意識改革を図るためには、熱意ある教員に実地体験をさせる必要があります。このため本学の地域枠推薦入試に類似して、へき地医療人育成で最も成功しているWWAMIプログラムで有名な米国ワシントン大学を訪問し、WWAMIプログラム担当者から過去30年間にわたり実施してきた教育のノウハウ、問題点の概要を学び、WWAMIプログラムに含まれる複数のへき地医療拠点訪問も含めた見学体験を実施します。
 
また研修医も同行させることにより地域医療への夢と使命感を持たせます。出来るだけ多くの教員、研修医を見学体験に派遣して、意識改革を図ると共に、体験した教員が中心となってワシントン大学から講師を招き、毎年、地域医療教育のFaculty Developmentを行います。これを3年間継続することによりCCを米国的な実践的CCに進歩させ、かつ卒後研修における地域医療教育の充実を図るものです。

平成18年度から専任講師を採用し、現在の専任助手と合わせて2名体制で地域医療実地教育に当たり、3年目を目処に大学病院に地域医療教育研修センターを設置します。

また、高精細遠隔診療教育システムによる地域医療教育充実プログラム実施のため離島や中山間地病院にこのシステムを設置し、定期的なネットカンファレンスを通じて遠隔地における高度な実践的教育を行います。
平成18年度以降にも年に1カ所以上増設し出来るだけ多くの地域医療教育施設で運用します。日本一の高齢化率を示し、介護福祉サービス供給面でも問題に直面している中山間地域を対象に、在宅医療臨床教育への応用についても研究調査を行い、波及効果を追求します。

これを含めて研修医を巻き込んだ地域医療シンポジウムを毎年開催し、地域医療教育の意識を住民とも共有し、大学、行政、民間が一体となって取り組んでいく予定です。

本年度 
上記の地域医療教育に対する指導医の意識改革、研修医の動機付けを達成するプログラムを作成実施するために
5月から6月にかけてメルボルン大学Rural Medical Schoolを訪問し、オーストラリアのへき地医療の実態を視察、秋にはさらにハワイ大学、コロラド大学等の家庭医学教育の見学体験を行います。

その後、前記の複数の大学の指導者を島根大学医学部に招いてFaculty Developmentを行います。

島根県のへき地の中核病院に光ファイバーと無線回線を用いた高精細遠隔診療教育システムを導入し、大学病院との遠隔症例検討会などを実施します。

卒後臨床研修センターの専任講師と地域医療教育学講座の教授及び助教が連携して地域病院を訪問し、へき地での卒後研修を「高度医療を身近に感じる地域医療教育」にレベルアップします。

県内へき地市町村と地域医療シンポジウムを開催し、地域病院で研修している研修医も参加させて住民と共に地域医療を考える機会を作ることにより、へき地市町村と一体になった地域医療人育成を図ることです。
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