患者さん及びご家族の皆様へー病院長からのメッセージ

公開日 2020年04月20日

 

患者さん及びご家族の皆様へ:
島根大学病院は新型コロナウイルス感染対策に最善を尽くします  

病院長 井川幹夫

 

 4月9日に島根県初のPCR陽性者が発生し、19日には16例となり、県民の皆様も不安な日々を過ごされているものと存じます。文部科学省も大学病院に患者の受け入れを要請しており、2月末に当院にCOVID-19対策委員会を立ち上げ、感染制御部門、危機管理部門を中核として救急診療部門、重症管理部門、診療部門、病床管理部門、外部調整部門が有機的に連携した体制を構築し、常に最新の情報に基づいた対策を講じてきました。既に3月26日には感染患者数の増加を見据えて、島根県に広域入院調整本部が設置され、患者発生以降、患者情報に基づいた入院及び搬送の調整が行われています。ECMO(体外式膜型人工肺)など高度な医療が提供可能な当院と県立中央病院が重症患者を収容する「重症管理指定医療機関」に指定されていますが、入院管理を必要とする中等症の患者数が増加し、感染症指定医療機関・入院協力病院の病床キャパシティーを超えた場合には当院の感染症病床、一般病棟の一部に限定した病床に受け入れる予定で、治療薬の臨床試験への参加等、COVID-19対策委員会でシミュレーションを実施しています。新型コロナウイルス感染の県内発生状況に応じて各診療科・部門の診療を見直す必要があり、院内感染防止に最大限の注意を払いながら、高度急性期医療、がん医療、救急医療、臨床研究、再生医療の推進と充実を図り、特に地域医療における最後の砦機能を果たします。
 当院は多数の優れた医療スタッフを擁しており、新型コロナウイルス感染対策にベストを尽くすとともに、大学病院・特定機能病院として県全域を対象とした高度急性期医療を継続・推進し、県民の皆様とともに、この国難に対処する所存ですので、ご支援・ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。