島根大学医学部ワークライフバランス支援室
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WLBを実現するための取り組み紹介

                        リハビリテーション部編 
                    〜 いつかは自分も・・・お互い様〜


具体的な取り組み内容を教えてください。
患者さんのリハビリは担当制で行っているため、担当者が休んだ時には、誰でも対応ができるよう知識・技術力の底上げを図り、情報を共有しています。そのために、定期的に部内の勉強会を開き、基本的な医学知識を共通事項として押さえています。
また、受け持ち患者の疾患について、1職員に同様の症例が偏ることがないよう配慮しています。そして、学会・研修会への参加を奨励し、リフレッシュ休暇取得推進に努めています。

取り組みを始めたきっかけは何ですか?
現在、リハビリテーション部の職員は医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、技術職員、看護師、事務職員合わせて30名在籍しています。以前より職員は増えたものの、1人の患者さんが持つ障害は複雑で多岐に渡っており、利用者数も年々増加傾向にあります。
部内に多くいる子育て時期の職員は、どうしても私生活と仕事のバランスをとることが難しくなるため、育児部分休業制度を利用したり、男性職員は妻の出産時に係る休暇(配偶者出産休暇・育児参加休暇)を取得するようになりました。休暇や休業を取得する職員が増える中、担当者が休んだ時に誰でも対応ができるような環境作りが必要でした。

取り組みを始めて何か変化はありましたか?

10年前に比べると職員数が増えたこともあり、休みはとりやすくなっています。誰がリハビリ担当となっても同様の技術の質が確保でき、安心して任せられるため、休みやすさにつながっていると思います。育児休業は女性のみならず、男性職員にも勧めており、これまでに2回の取得実績があります。

ワークライフバランス実現のために
お互い無理をしたり、ギスギスした気持ちで仕事をしても良い仕事はできないと感じています。今、私は子育て時期が少し落ち着いていますが、大変な時期には周りの方々にたくさん助けていただきました。女性だけでなく男性も、ベテランも新人もお互いさま精神で支えあえると良いですね。皆がハッピーな気持ちで仕事に向かえるよう、応援したいと思います。

                  

                              (リハビリテーション部 伊藤郁子理学療法士 2015/8/31)

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