卒業生からのメッセージ

2024年5月2日 

看護師:2022年度卒業生  

島根大学医学部附属病院  肥田彩花

 こんにちは。私は看護学科を卒業後、島根大学医学部附属病院に就職し今年で2年目になります。C病棟8階(先端がん治療センター病棟)に配属され、まだまだ分からないことも沢山ありますが、先輩方から熱心なご指導を頂いたり同期と支え合ったりしながらやりがいのある日々を過ごしています。これからも専門的な知識を勉強しながら、患者様やご家族の思いに寄り添える看護師を目指して頑張っていきたいと思っています。

 受験生•在校生の皆さん、日々の勉強や実習などで大変なことも沢山あるかと思いますが、学生の頃に得た知識は働き始めてから自分を大いに助けてくれます。コツコツ知識を積み上げながら、時にはリフレッシュもして今しかない学生生活を楽しんで下さいね。皆さんが充実した日々を過ごせますよう願っています。

2024年7月3日 

保健師:2020年度卒業生
島根県浜田保健所健康増進課  坂本くるみ

 こんにちは。私は島根大学を卒業後、島根県の保健師として働き始めて今年で4年目になります。大学の講義で、赤ちゃんから高齢者まで幅広い世代を対象に、地域で人々の健康を支えている保健師の仕事に興味を持ちました。

現在は保健所で勤務しており、難病患者や医療的ケア児への支援、健康づくり活動、結核などの感染症対策等、様々な分野の業務の経験を積んでいる最中です。地域で生活されている方の声を聴いて、その方が望む生活を送ることが出来るよう、支援を組み立てていくことに悩むこともありますが、「話を聴いてもらえてよかった」「保健師に関わってもらえてよかった」と言ってもらい、とてもやりがいを感じています。

 受験生・在校生の皆さん、勉強や実習で忙しくしておられるかもしれませんが、健康第一に、今ある時間や経験できることを大切にしながらお過ごしください。また、進路を考える中で保健師の仕事にも興味を持ってもらえると嬉しいです。

2020年6月12日 

助産師:2016年度卒業生  

島根大学医学部附属病院  奥田千晶

 こんにちは。私は看護学科を卒業後、助産師として島根大学医学部附属病院に勤務し、今年4年目になります。助産師という仕事はお産の介助というイメージが強いと思いますが、それだけではなく、育児や家族支援、性教育など女性の一生に寄り添い、サポートする仕事です。現在、私は病棟で妊産婦さんのケアやお産介助、産後のお母さんと赤ちゃんのケアなどを行っています。いろいろ大変なこともありますが、つらい陣痛の時間を産婦さんと一緒にすごし、元気に赤ちゃんが生まれてきてくれたときは本当に幸せな気持ちになります。
   受験生・在校生のみなさん、勉強や実習など日々大変だとは思いますが、今しかできないことを精一杯楽しんでステキな学生生活を過ごしてください。みなさんと働ける日を楽しみにしています。

2024年9月24日 

養護教諭:2011年度卒業生  

出雲市立神西小学校 荒川千恵

  みなさん、こんにちは。私は島根大学医学部看護学科を卒業後、島根県で養護教諭として勤務しています。大好きな島根県で、そして大好きな子どもたちに囲まれ、忙しい毎日ではありますが、充実した日々を過ごしています。

  新型コロナウイルス感染症が感染症法上の第5類に移行し、1年と数か月が経過しました。この未知のウイルスとの闘いは、大人にも子どもたちにも大きな影響を与えるものとなりました。コロナ禍があけた現在、子どもたちの健康課題はますます複雑化、多様化していることを感じています。そして、この多様化、複雑化する健康課題に柔軟に対応すべく、年々養護教諭への期待が高まっているとも言われています。

  皆さんご存知のとおり、養護教諭は「一人職」といわれる仕事です。(※島根県内には、養護教諭が複数名配置されている学校もあります。)各校一人(もしくは二人)で勤務する中で、判断に苦慮する場面や難しさを感じる場面が出てくることは否めません。しかし、わたしたち養護教諭が仲間同士で学びあえる機会は数多くあり、強いつながりがあります。私自身も、養護教諭として働く中で、他校の養護教諭の方々に何度も助けられ、支えてきてもらったことを感じています。

  そして、養護教諭の魅力とは、何と言っても「全校の子どもたちの成長を支えることができること」ではないかと思っています。受験生、そして在校生の皆さん。一人でも多くの方と一緒に、同じ養護教諭として働けることを楽しみにしています。