大学院医学系研究科 医科学専攻 (修士課程)


授業科目名 医療情報学

授業概要
医療情報を収集・解析・管理・応用する方法について学ばせる。特に、地域医療ネットワークシステム、無線LANによる病院・病床管理、データマイニングによる意思決定支援を中心に、e-Hospitalを構築する要素技術について教授する。

担当教員
津本周作(主担当) 教授・医療情報学
花田英輔     准教授・医療情報部
平野章二     准教授・医療情報学

授業の形式
オムニバス形式を基本とする。

教育内容
1.データマイニング−電子化された医療情報による意思決定支援−電子カルテシステムの進展に伴い、すべての医療情報が電子化されようとしている。これらのデータを解析、意思決定支援を行う方法を開発することが、21世紀の医療情報学のテーマである。本講義では、その要素技術としてのデータマイニング、特に、時系列、画像、テキストデータの解析法についてその基本的な手法について学習させる。

2.病院情報システムにおけるネットワーク基盤通信技術の急速な進展により、さまざまな通信技術を使ったネットワークシステムが病院情報システムに実用化できるようになった。本講義では、病院情報システムを支えるネットワーク技術の基本を、地域医療情報ネットワークシステム、無線LANによる病院・病床管理を適用例として、学習させる。

成績評価の方法
出席・レポートによって評価する。

使用テキスト・参考文献
講義時に資料を配布する。

 


Copyright(C) 1999-2009, Department of Medical Informatics, Shimane University School of Medicine.
All rights reserved.