第122回日本眼科学会総会


2018年4月19日から22日まで,大阪で開催された第122回日本眼科学会総会(鳥取大学・井上幸次教授が学会長)に出席しました。 プログラム委員として企画したInternational symposium “Novel drung delivery systems for treatment of retinal diseases“では, 島根大学の大平明弘名誉教授と高雄医科大学のWen Chuan Wu教授を座長に,アイスランド大学のEinar Stefánsson教授,Thorsteinn Loftsson教授, 東北大学のToshiaki Abe教授,Case Western Reserve UniversityのAkiko Maeda先生に最先端の研究内容をご発表頂きました。 また,同じくプログラム委員として企画し,山梨大学の柏木賢治先生と座長を担当した,教育セミナー5“最近話題になる全身薬と眼副作用 up date”では, 会場が満席となり多くの立ち見の先生方がいらっしゃいました。従来から使用される薬剤に加えて, 分子標的薬や生物学製剤をはじめとする種々の新薬が次々と上市されている現状から,薬剤による眼副作用への関心の高さがうかがわれました。 また,演者として,一般演題“開放隅角緑内障患者における指尖皮膚終末糖化産物測定”, サブスペシャリティーサンデー12“緑内障:治療の決め手「濾過手術とその先にあるもの”, モーニングセミナー5“レーザーフレアーセルフォトメトリー 臨床現場での意義に迫る「緑内障診療におけるフレアメーターの活用」”, ランチョンセミナー22“眼内レンズの選択 それぞれの理由「光線透過率から考える眼内レンズの選択」” の口演発表を行いました。また日頃からお世話になっている先生方から教授就任を祝って頂きました。感激しました。

谷戸正樹



     
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