2018年12月22日島根大学医学部の臨床講義棟で行われた,出雲市民フォーラム「島根大学病院の最新治療〜2018冬」で,
3つのテーマの内の一つとして緑内障の最新治療についてお話ししました。
緑内障は,年齢とともに目と脳をつなぐ視神経がゆっくりと萎縮する病気で,わが国の失明原因第1位となっています。
この視神経の萎縮は,眼圧を十分低く保つことで進行を予防することができます。眼圧を低くする治療には,
目薬を使用する方法と手術を行う方法がありますが,特に,手術に関する最近の進歩はめざましいものがあります。
講演では当院で行っている新しい手術治療について紹介しました。
質問の時間には,緑内障に関する質問をたくさん頂き,ご参加の皆さんの関心の高さが感じられました。
谷戸正樹