2019年2月10日(日)に、第11回ロービジョン研修会が「家族」をテーマに開催されました。
はじめに、神戸アイセンター病院で心理カウンセラーをされている田中桂子先生をお招きし、ご講演いただきました。
最も印象に残った内容として、家族はあまりに近しい関係であるため、身内に病気や障害がおこると客観的にみることができず、
自分の身に起きていると感じてしまうそうです。そのため、一歩引いて相手をみることが大事であるとのことでした。
続いて、視覚障がいをもつ当事者のご家族を交えてパネルディスカッションを行いました。
今だから言えることや、家族の病気を受け入れ、前向きになるまでの心境の変化などを聞くことができました。
家族とは何か、家族の在り方を改めて考えさせられる良い機会となりました。今後のロービジョンケアに活かせられるよう、頑張りたいと思います。
視能訓練士 福田洋貴