2019年2月11日石央文化ホールで行われた,浜田市民フォーラム「島根大学病院の最新治療〜2019早春」で,
3つのテーマの内の一つとして緑内障の最新治療についてお話ししました。
緑内障は,年齢とともに目と脳をつなぐ視神経がゆっくりと萎縮する病気で,わが国の失明原因第1位となっています。
この視神経の萎縮は,眼圧を十分低く保つことで進行を予防することができます。
眼圧を低くする治療には,目薬を使用する方法と手術を行う方法があります。
講演では当院で行っている新しい検査方法と手術治療について紹介しました。
石見地区での市民公開講座を担当するのは初めてでしたが,緑内障に関する質問をたくさん頂き,参加の皆さんの関心の高さが感じられました。
谷戸正樹