眼科学セミナー

2019年5月27日、アメリカはユタ州ソルトレイクシティからWerner Gellermann先生が来日され、 「Point of care, non-invasive measurement of carotenoid status」のご講演をしてくださいました。
緑黄色野菜や果物に多く含まれるカロテノイドは抗酸化作用を持ち、眼科領域においては黄斑の機能維持に関係するとされています。 今回Gellermann先生らが開発された「ベジメーター」という装置では、皮膚のカロテノイドを測定することで野菜や果物の摂取量を数値化することができ、 客観的に自分の野菜不足の状況を知ることができます。
今回、実際にベジメーターを持ってきてくださり、医局員や参加してくれた学生さんたちと自分たちの野菜摂取状況を測定してみました。 左手の中指を装置に挟むだけで、痛みもなく、なんと10秒程度で測定が可能です。みなさんそれぞれの結果に大盛り上がりでした。
私は日本人平均ぎりぎりでした。実際数値で自分の野菜摂取状況が見えると食生活にも自然に意識が向き、気を付けようと思いました。
Gellermann先生、貴重なご講演、本当にありがとうございました。


辻中愛佳 




      
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