第21回島根県冬期学術講演会・第38回島根大学眼科同門会学術集会        ~島根大学医学部眼科学講座開講40周年記念~

2020年2月16日に,第21回島根県冬期学術講演会,第38回島根大学眼科同門会学術集会が出雲市内で開催され, 70名を越える参加者があった盛況な会でした。鳥取大学からも多くの先生が来られ,嬉しく思いました。 時節柄,体調不良の演者もちらほら見られる状況でありましたが,活発な討論がなされました。
ランチョンセミナーとして東京大学の相原一先生から「緑内障薬物治療update-適切な点眼治療を目指して」と題した講演を頂きました。 緑内障点眼薬についてその開発の歴史や作用機序についての詳細なお話で,特に化学構造から導き出される製剤の特性についてとても興味深く拝聴しました。
一般演題が20題出ましたが,ハイライトは松井寛先生と枡田尚先生による白内障手術体験記〜同門先輩眼科医を執刀する後輩眼科医の苦悩〜ではなかったでしょうか。 お二人の掛け合いは円熟味がありました。私もあと10年精進して,あのような味がでるようになりたいです。ちょうど,我々,眼科学講座の開講40周年記念を祝賀する会でもあり, 参加者皆の記憶に残る会となったと思います。

原克典


2月16日に開催された第38回島根大学眼科同門会学術集会に参加いたしました。初めての参加でしたが、島根大学医学部眼科学講座開講の40周年記念であり、 例年よりも参加者が多いとの事でした。鳥取・島根から多くの先生がお集まりいただき20演題を拝聴いたしました。研究の報告や症例提示など全てが非常に興味深く勉強になりました。
また、東京大学医学部眼科学講座の相原一教授を特別講師にお招きし緑内障薬物治療についてご講演いただき、緑内障薬物治療の考え方をうかがうことができ非常に勉強になりました。
懇親会では活発な意見交換・交流の場となり、眼科学教室の過去40年間の写真をスライドショーで振り返り盛り上がりました。
参加者の眼科愛・地元愛を感じることができた素晴らしい会でした。

石田晃子



特別講演 東京大学教授 相原一先生
















     
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