低侵襲緑内障手術に関するWeb座談会

2020年9月6日、低侵襲緑内障手術に関するWeb座談会を行いました。
眼圧は房水産生と房水排出のバランスで決まっています。房水排出経路にはシュレム氏管を介した主流出路とブドウ膜強膜を介した副流出路がありますが, 最近注目されている低侵襲緑内障手術(MIGS)やROCK阻害薬では,主流出路からの房水排出を促進することで眼圧下降が図られます。
今回の座談会では,福井大学の稲谷教授の司会で,広島大学の廣岡准教授,京都大学の赤木准教授,佐藤眼科の佐藤院長, 私でMIGSやROCK阻害薬の効果や適応に関してそれぞれのデータを呈示した上でディスカッションをしました。 最近の会議はほとんどがWebベースになりましたので,このような体裁の座談会も違和感がなくなってきました。 シュレム氏管以降の集合管や上強膜静脈の機能が眼圧コントロールにどの様に影響しているのか徐々に知見が集まっています。
記事になりましたら皆様ご覧下さい。

谷戸正樹


     
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