WEBセミナー「眼部腫瘍性病変の診断と治療」

本日2020年10月5日、兒玉先生によるWEBセミナー「眼部腫瘍性病変の診断と治療」が開催されました。
希少がんである眼腫瘍を診断するうえで必要な問診や診察所見といった基本的知識や、 脂腺癌と霰粒腫、基底細胞癌と脂漏性角化症や真皮内母斑といった実臨床で診断に迷う症例を豊富な画像所見とともに紹介していただきました。 また後半の講義では外科治療、MMC点眼などの薬物治療、放射線治療における実際についてご教示いただきました。
冒頭でも述べられておりましたが、眼腫瘍は希少がんであり、診断および標準的治療が困難であることを改めて自覚することができました。 私は駆け出しの眼科医ということもあり、外勤などで霰粒腫を見ても本当に霰粒腫でいいのかなあと不安に思いつつ診療をしていましたが、 今回の講義で診療において気をつける点などを整理することができました。今後も患者さんの不利益に繋がるような診療をしないように心がけていきたいと思います。

髙柳佑士



     
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