ブラインドサッカー体験会を行いました

2020年10月18日、ブラインドサッカー体験会を行いました。

宍道湖北岸にある島根県立盲学校の体育館でブラインドサッカー体験会が行われました。
主催は島根ビジョンネット(島根県のロービジョン患者さんを支える組織:患者団体,福祉,教育,医療,眼鏡店代表者で構成)です。 浜田市を中心に活動しているブラインドサッカーチーム「島根オロチビート浜田」の拝上誠さんら6名の方に指導頂きました。
サッカー体験参加者及びその家族,スタッフ,見学者を含めると合計40名を越える人数が集まりました。私は,幼稚園年長組の次女と参加しましたが, 次女が途中で飽きてしまい,栗拾いに夢中でした。ということで,肝心のサッカー体験はどうだったでしょうか?
スタッフとして参加した2名の手記をご覧下さい。コロナウィルス感染拡大の収束が見えているわけではないですが,人間の成長にとって人との触れあい体験は不可欠です。 今後も,感染対策を行いながら,小規模ながらも人が集う会を催す予定です。

原克典


10月18日に島根県立盲学校で行われたブラインドサッカー体験会に出席しました。
私自身初めてブラインドサッカーを拝見し、その迫力に圧倒されました。参加者の中にはサッカー経験者の方もおられましたが、皆さんが同じように楽しんでおられて良かったです。 冒頭で「島根オロチビート浜田」代表の拝上さんのお話があり、「ブラインドサッカーは障害者スポーツの中でも障害のある方と晴眼者が一緒にできる唯一のスポーツです」と説明がありました。 これからもっと世の中に広まって、障害の有無や年齢に関わらず広まっていくといいなと思いました。

安部梨奈


10月18日日曜日に盲学校にてブラインドサッカーが行われ、出席させて頂きました。
ブラインドサッカーは視覚障害者も健常者も目隠しを付けて、同じ条件で行えるスポーツです。
目隠しをすると恐怖心が増し、初めは立っているだけで不安な様子だったのですが、声のかけ方の指導や声をかけてくれる人を信じるという実践をしていくうちに、 機敏な動きになっていきました。それは、見えていないとは到底感じさせないくらいの動きでした。
今回の体験を通して、普段の外来でも声のかけ方や、相手に信頼されるような誘導の仕方など気を付けていこうと思いました。

安井愛佳


あれ?ボールはどこ?近くにあっても止まっているボールは音が鳴らないので気付きません。最初は手探り…チームの中での声掛けが大切です。

見えてない人にポーズを伝えています。誰が一番お手本と同じポーズになっているか…躍動感も伝わっているかも評価ポイントに。簡単そうで難しかったマッチョポーズ!

見えなくても前方の音を頼りに上手にドリブル!!段々音を頼りに動けるようになってきました!

深まる秋を感じる栗拾い。木の棒を投げて栗を落としているところです。

シュート!!ゴールの幅も音で感覚を掴んでいます。まるで見えているかのような的確さに圧巻!

迷いのないダイナミックなシュート!年齢問わず視覚障害の有無を問わず楽しめるスポーツだと確信した見事なシュートでした。

子供たちの生き生きした姿,大人の頑張っている姿が見られるのはスポーツならでは。これからの島根オロチビートの活躍を願っています!
     
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