杉原の出雲よもやま話 第3話

第三話 出雲のパン屋はおすすめです


急に寒くなってきましたね.松江の大橋川沿いを歩いても秋を感じます.

 
さて,今日はリクエストのあったパン屋の話です.
といっても,僕の主食はコメ.ただのパン好きご飯派.
まことのパン好きからしたら誹りを受けるようなコダワリしかありませんが,リクエストがあったからには僕のお気に入りを数店,紹介したいと思います.


■まさに僕と育った!?牧場のパン屋「カウベル」

カウベルとの出会いは僕が大学一年生の時です.一年生のころの10月(だったかな?)に出雲市佐田にオープンしました.
米粉で作るのが特徴のパン屋ですが,僕が大学生だったこともあり,もっぱら買うのは総菜パンです. まぁ正直,今振り返ってみれば味もさることながら僕が通った一番の要因は「距離感」かもしれません.
出雲市内から車で約20数分,往復で1時間弱のショートトリップ,なんなら大学の昼休みにちょうど往復できてしまう距離感!! しかも田舎道だからほとんど信号もないし...多い時期は週二くらいで通っていたと思います.テスト勉強の合間とか.
あまりに通いすぎて(最近は足が遠のいていますが)店員のおばちゃんや,店長とも仲良くなってしまいました.以前,出雲市内で偶然会った時も思わず挨拶してしまうくらいです.

ところで,時期は過ぎてしまいましたが,このお店のソフトクリームが非常に美味しく,島根県内でここのソフトクリームを超えたものを,未だに発見できていません. (山陰では大山まきば みるくの里のソフトクリームとの二大巨塔だと思っています)これも,店長の旦那さんが牧場主だから出せる味なのでしょうか...

毎年,島根大学の大学祭の時期に周年祭をやっておられますが,今年は島大の学祭もCOVIDのため中止となっており, セットでやってくる僕の秋の風物詩,周年祭のことをすっかり忘れていました.今週の土日は,ちょっと佐田まで足を延ばしてみようかなぁ.


■くるみ市の中にできました,対面型パン屋,「パンと焼き菓子の店」

出雲のローカル産直市の中でも僕の使用頻度が多い,大津のくるみ市,なんといっても葉物が比較的安価なのが助かります. 市内人気和菓子屋のお菓子や,おいしいベーコンやポークジャーキーが偶においてある愛すべきお店です.

そのなかに数年前に突如として現われた「パンと焼き菓子の店」.クロワッサンの味は特筆すべきものがあります.
今はCOVIDの関係もありトングやトレーが廃止されており,直接店主に「コレとコレ,あとコレ,,,」みたいに注文するスタイルになっておりますが,それもなかなかオツなものです.
パンを並べている什器もイカしたものが多く,野菜を買いに行ったついでにパンを買う,そして庭のブランコでぶらぶら.
一味違った出雲散歩,いかがでしょうか.


■唯一無二の名店 ホームメイド メルシー

ちょっとわかりにくい場所ですが宍道湖北岸,イングリッシュガーデンの近くにあります.
実は僕はハード系パンが好きなんですが(いや,総菜パンも好きですが)
島根東部の中で一番好きなのが何を隠そう,このお店です.
チャバタもおいしいし,なんといっても山型食パン(ラード入り)のおいしさと言ったら...
グリエールチーズ入りの食パンも最高.オリーブの実が入ったパンなんて,買ったらいつも家に帰ったらなくなっています. ゴルゴンノアもゴルゴンゾーラチーズの味がしっかりとして,くるみの香ばしさとともに...

ただ問題は,諸事情により土日が休みになってしまったのです...
数年前は土日になればメルシー,という生活をしていたのですが,平日しか買いに行けない,つまり今は祝日しか買いに行けないという辛い生活を送っています.
この記事を書きながら来週火曜日は祝日であることに気づきました.
来週はたっぷりのパンを買って,全部冷凍しとこう!


以上,僕の愛着のある3店をおすすめしました.
皆さんぜひ,いってみてください.

杉原一暢

     
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