島根県視覚リハビリテーション研究会

2021年2月8日、島根県視覚リハビリテーション研究会を、会場と配信のハイブリッド方式で開催しました。
今回は、「出雲高齢者あんしん支援センター」の高見澄江様、阿部弥生様をお招きして、高齢者あんしん支援センターの業務と介護保険制度に関してご講演いただきました。
高齢者が個々の状態にあわせた医療・介護をはじめとした支援を提供する地域包括ケアシステム、相談支援業務、高齢者の権利の擁護、介護予防などの業務の説明がありました。 実際にご自宅を訪問され様子を見ておられるとのことで、普段の生活状況を把握されやすいと思いました。
介護保険に関しては、介護認定を受ける際の認定方法や、ケアマネージャーさんの役割について説明していただきました。受けられるサービスも介護保険制度で行なわれる支援、 障害サービスで行われる支援があることもわかりました。実際に経験された視覚障害のある症例も挙げていただき、参加された皆さんも分かりやすかったと思います。
意見交換では、見えにくそうな方があればまず眼科に相談してもらいたいとか、ケアマネージャーさんと歩行訓練士が同時に訪問できたらよいとか、 視覚リハビリテーションとどのように関わっていけるのかという話で大いに盛り上がりました。
眼科の講演は多く聴いているのですが、今回は介護に関するお話でとても新鮮に感じました。

小村哲郎



     
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