公開講座名 寝たきり予防を目的とした健診「骨・血管ドック」における
骨粗鬆症教室および動脈硬化教室
実施責任者 山 内 美 香 (内科学第一・助教)
実施協力者 杉 本 利 嗣(内科学第一・教授)
 岡   伸(大学院生)
名和田 清 子(島根短期大学・准教授)
実  施  内  容
35歳以上の出雲市民を対象に、ヘルスサイエンスセンター島根(島根難病研究所)において骨・血管ドックを実施した。H19713日、H2036日、321日に実施し、計24名の参加が得られた。午後12時〜5時の間に、血液検査、骨密度検査、頸動脈エコーなどに加え、医師による動脈硬化と骨粗鬆症教室、栄養士による栄養教室、運動療法指導士による体操教室を行った。生活習慣病に対する関心と生活習慣改善へのモチベーションの向上を認めた。また、今回は参加が2回目という方が多く含まれ、約1年前の前回の検査値との比較も示しながら、現在の生活習慣で以前より改善しているか否かを説明した。参加者からは、「コレステロールが高いと言われ、自分なりに気をつけていたが、十分でなかったことが分かったので、これからはかかりつけの先生に定期的にみてもらいながら、もう一度やってみます」との感想があった。健診で異常を指摘されても実際に医療機関を受診しない場合が多いが、2回目を実施することで、必要な症例に医療機関受診の機会を与え、さらに効果的な生活指導ができると考えられた。