公開講座名  寝たきり予防を目的とした健診「骨・血管ドック」と、
  その啓蒙を目的とした市民公開講座「健康長寿の秘訣」
    
実施責任者 山内 美香 (医学部内科学第一・助教)
実施協力者 杉本 利嗣(医学部内科学第一・教授)
実  施  内  容
 
  公開講座報告

   平成21451230分~1520分、フローラいずもにおいて市民公開講座を
 実施した。当科教授杉本の司会のもと、骨粗鬆症分野における日本のトップリーダー
 である健康科学大学学長折茂肇先生による「健康長寿の秘訣」と題した講演会を開催した。
  神門慶人会との共催のもと、
300名近い参加者を得、骨粗鬆症の知識が深まったと好
 評をいただいた。
  同時に希望者には骨密度測定を実施し、
150名の方が測定された。結果は山内が説明
 したが、治療を要する程度の骨粗鬆症の方もおられた。これらのほとんどの方が、「か
 かりつけ医師と相談してみる」とのことで、今回の講演、骨密度測定が潜在患者の発掘
 に寄与した。

 
  すでにこれまで実施している骨・血管ドックを本年度も実施した。

   木曜あるいは金曜の1230分~17時までで、2111207名、2231110名、
 
2231210名の参加者を得た。
  今回は
8割以上が2回目の方であった。1回目から骨粗鬆症を指摘されていたが、症状
 もなく医療機関を受診されていなかったが、
2回目も同様に骨粗鬆症を認めるあるいは
 悪化を認める方がおられ、これらの方は「今回はきちんと受診します」とのことで、継続
 した健診が治療に結びつくことを実感した。